PILOT（パイロット）

日本

日本を代表するペンブランド

1918年並木良輔が東京に並木製作所を創業。1908年ペンポイントのイリドスミンを北海道で発見し、1915年に金ペンづくりに着手しました。1925年に東京芸大の松田氏を招き入れ高級蒔絵万年筆を製作し、その後DANHILL　NAMIKI（ダンヒル・ナミキ）として欧米市場で一躍檜舞台に上がりました。1938年パイロット萬年筆と社名を変更し、2003年、パイロットコーポレーションに改称。蒔絵万年筆から実用的なペンまで幅広いラインナップを展開。高品質・高性能を誇り、日本の筆記具業界をリードし続けています。

90年以上の伝統を継承

パイロットのフラッグシップモデル「カスタム」シリーズは1971年に販売が開始されました。ペンポイントの製造から一貫生産を行っている国内唯一のブランドならではのペン先は15種類あり、書き味を追求するすべての人に愛されています。

独自開発

1963年、東京オリンピックの開催の前年に発売された「キャップレス」はそのユニークな仕様で発売以来大人気のロングセラーです。また、美しい日本語が書ける「エラボー」、ペン先の硬さを変えられる「ジャスタス」、プランジャー吸入式万年筆「カスタム823」など、個性的なラインナップもパイロットの魅力です。

NAMIKI（ナミキ）と國光會

パイロットの最高級万年筆ブランドに位置するのがNAMIKI（ナミキ）です。蒔絵万年筆で世界中のファンに垂涎の的となったダンヒル・ナミキは2004年、創業当時の「NAMIKI（ナミキ）」に変更し、まさに世界のNAMIKIとして堂々の地位に君臨しています。最高級の蒔絵万年筆ブランドを支えるのは、創業者である並木氏が蒔絵会の人間国宝であった松田権六氏を筆頭に組織した蒔絵師集団「國光會」。パイロットは創業者の精神と技術を絶やさないよう、優れた漆芸技術を持った職人たちを保護し、世界に誇る蒔絵万年筆の伝統を継承し続けています。

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