VISCONTI（ヴィスコンティ）

イタリア

花の都フィレンツェで創業

1988年イタリア・フィレンツエに設立されたヴィスコンティは、1920～1950年代の万年筆黄金時代の再現を、ただ単にデザインを復刻するのではなく、現代では忘れ去れた当時の古い素材の生産から始まり、昔ながらの製造手法で万年筆を作り上げ、当時多くのメーカーが競い合ったように斬新なインキ吸入方法を開発しました。イタリアらしい美しいボディに秘められたダブル・タンク・パワーフィラーと呼ばれる吸入方式は操作も簡単で、カートリッジインク6本分の大容量を可能にしています。

万年筆への愛

創業者のダンテ・デル・ベッキオ氏とルイージ・ポリ氏はもともと万年筆の収集家でした。特にダンテ氏は、幼いころからいつか自分のペン・ブランドを立ち上げたいという想いを持ち続け、万年筆の長い歴史に敬意を表しながらも独自の新鮮な感性で古き良き万年筆を復活させ、ヴィスコンティを成功に導きました。

名画の色彩

絵画の巨匠、ゴッホやレンブラントの傑作の色彩をレジンに再現した「レンブラント」「ヴァン・ゴッホ」シリーズは、ヴィスコンティを象徴するシリーズです。他にも黄金比を取り入れた「ディヴィーナ」や「オペラ」など、多彩ラインナップもヴィスコンティの魅力です。

「出会い」を意味するクリップ

プッチーニ作のオペラ「ジャンニ・スキッキ」のアリアにも登場するフィレンツェ最古の橋「ポンテ・ヴェッキオ」。恋人たちが語らうロマンチックな「出会いの名所」をモチーフにしたアーチ型のクリップは、フィレンツェで創業したヴィスコンティを象徴するデザインです。

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